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便利なソフトも使い方しだい

工事現場

建築物を建てる時にまずは建築物の解析用の図面をもとに、柱や杭、鉄筋の強度が十分かどうかを、いろいろな数値を専用のソフトに入力して結果をはじき出し、コンピューターが算出数値を問題ないと判断すれば施工用の図面を作ります。

私の仕事は、その施工用図面を書くことです。

この文を書くにあたり思い出したのですが数年前に、耐震偽造がありました。どういった図面ができて、計算をして、どういった数値が出て施工まで行われたのか、この業界に入ったせいか気になります。

今、使われている解析ソフトを開発した人は、作業の効率アップや正確性、安全のために作ったはずなのに不正に使われ、どうおもったのか。

どの職種でも、コンピューターなしには仕事にならない時代ですが、どんな便利で正確な機械が出来ても、それを操作する人が間違った使い方をすれば、意味の無いことだと思いました。

設計とは、人が住んだり仕事をしたりする建物を作るわけで、安全である事が第一だと思いますし、実際に施工する方が図面を見て、間違いや理解できないもののない図面を作るのが、基本的な事だと感じます。

まだまだ、難しい事もありますが、設計という職種の意味を自覚して技術向上に努められたらと思います。

(2009/10/02:高山)

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