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2007年10月16日

秋吉敏子 新富町でジャズ語を奏でる

新富町文化会館
なんでジャズピアニストの秋吉敏子さんが、新富なんて小さい町に来るの?

今年の6月、「10人のピアニスト」というリサイタルを宮崎県立劇場でひらいた時、新富町の係りの女性が二人で来て、うちのホールで弾いていただけませんかと誘ったそうだ。
「10人のピアニスト」では、ひとりの持ち時間は12分ぐらい。欲求不満がたまっていたので、ソロでひけるという新富町に喜んでくることにしたと、そんな話を「Good evening」と、英語の挨拶からはじめた。

10月17日号のニューズウイークの「世界が尊敬する日本人100人」の2番目に登場している秋吉さん、演奏中の出入りの扉の音や咳払いもまったく感知せず、演奏は実にパワフル。

ピアノソロだから、左手のバギングがベースやドラムの役割を果たす。それががっちりしているから、バンド用の曲を一人で弾きまくっても、大勢でのと遜色ない。
ピアノと、時々マイクが拾う彼女のハミングと、シルバーのハイヒールがパーンパーンと舞台をたたく野太い叫びが、彼女のジャズ語。
世界が絶賛する秋吉敏子が確かにいた。

演奏の合間に、曲の背景、旅のこと、自分の人生、友人たちのことなどを、とつとつと話してくれる。気取らなくて、おもしろい。
彼女の話に笑っている観客を眺めたら、年配の人たちが多かった。

最後の曲は広島原爆忌に作曲したレクイエムの一節。
悲惨な戦争をテーマにという依頼だったらしいが、原爆投下をのがれた若い女性の明るい表情の写真をみて、希望をもって耐えていけば、きっと戦争のない時代がくるということをイメージしてつくった、自分でも気に入っているという。

母と隣家のおばと同じ年の秋吉さん。終戦のとき3人は15歳。
道は違っても、戦争を潜り抜けた彼女たちの、日本人としての根っこは、一緒なんだと思った・・。

♪ここから続き♪

投稿者 yoko : 2007年10月16日 07:16| 見てよし聞いてよし

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コメント

ひとてま便店長
ブログ書き始めるまでは、実はあんまりコンサートとか行かなかったのです。
取材と称していき始めたら、得るものが大きい。やはり本物はテレビではなく、実際を見るべきだと思いました。

投稿者 あらんだまおばさん : 2007年10月17日 08:20

芸術の秋ですね。宮崎は恵まれてるわ。私も人間国宝を観てきました。
思い切って声をかけた新富人の勇気に拍手です。

投稿者 ひとてま便店長 : 2007年10月16日 22:56

バードマンさん
宮崎は、すごい人の演奏が安くで聴けるので、嬉しいです。
演奏だけ聴いていたら、とても77歳には思えませんでした。

投稿者 あらんだまおばさん : 2007年10月16日 18:02

秋吉敏子さんは知りませんが、なんだかスゴイ人のようですね。
そんな人の演奏を生で聴けた”あらんだまおばさんは”羨ましいな~。

投稿者 宮崎のバードマン : 2007年10月16日 13:12

すみいちさん
秋吉さんは6時半から8時半まで、休憩15分除いて、弾いては話して、でした。
明るいホールではなく、ニューヨークのバードランドで、バーボン傾けながら、彼女の演奏が聞けたら、どんなにいいかなあと、思いました。

投稿者 あらんだまおばさん : 2007年10月16日 12:07

行きたかった・・・
県立芸術劇場私も行きました

投稿者 すみいち : 2007年10月16日 09:03

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