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比木神社

比木神社.jpgうちから車で20分ほどいった木城(きじょう)町に、今から1800年も前に建てられたとされる比木神社がある。

ご祭神は、オオムナチノミコト、ミホツヒメノミコト、コトシロヌシノミコト、スサノヲノミコト、クシナダヒメ
までは、おなじみのお名前なので、ふむふむとわかるが、
もうひとかた "福智王" が名を連ねている。

福智王は、6世紀から7世紀にかけて今の韓国西部にあった百済の、王族だったらしい。
歴史の教科書には必ず書いてあり、試験問題に、何年にありましたかって出る「白村江(はくすきえ)の戦い」あたりで敗れて、日本に逃れてきた。(答え;663年)
父禎嘉王はもっと北の南郷町神門神社に、母之伎野(しぎの)は隣町の高鍋町大年神社に祭られている。

異国の貴人で、逃れてきたのに、神社に、日本の神様方と一緒に、祭られている!
おまけに、年に1回、父禎嘉王と息子福智王を結ぶ師走祭りが、今だに行われている!

たぶん、世捨て人のような生活していたのではなく、表に出て、よっぽど徳のあることをされていないと、ちょっとこうはならないと思うんだけど。

クスの巨樹.jpg参道脇のクスの巨樹にはなんの柵もない。
普通、境内のご神木は、人から切り離してあるようなしつらえがしてあるところが多いのに。
思わず、ぺっとり手をさしのべてしまった。

周りを見渡すと、人は誰もいないのに、何か活気がある。
神社めぐりをしていて、ここには神様おりやらん、と思うところあるのに、比木神社は、おりやる。
脈々と先祖代々守ってきたぬくもりが感じられた。

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