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経営者の心得

  • 投稿者: あらんだまおばさん
  • 2008年7月10日 17:54
  • 仕事

夫と私が有限会社ティー・ディー・システムズを神奈川県で立ち上げたのは、平成元年3月。

夫は営業やら仕事に専念したいから
「おまえ社長しろ」とつるの一声で、私が代表取締役。

当時の私は、会社を持った実感も無く、社長=優雅=セレブ(であるはずもないのに)と思っている、まさしく肩書きだけのおねーちゃん社長だった。

そのころ首都圏では、OLが300万貯めて起業し「女で社長さん」はそんなに珍しくなかった。

でも業種が"硬派"だったからか、
メインバンクの第2地銀のS銀行に行くと、支店長さんが
「あらんだまさん、コーヒー飲んで行きませんか?」
とわざわざ声をかけてくださって、応接に通された。

いままでやってきたこと、なぜ会社を興したか、なぜ私が代表か、今のこの業界のことなどなど
話は尽きなかった。

お話しているうちに気がついた。
このレベルの人たちと話すには、私は知識が足りない。
活字中毒ではあったが、活字の種類を変えた。

敬語は使えたが、社会人としてのきちんとしたマナーもあるのだと気がついた。

回を重ねるごとに、支店長さんは経営者としての心得を、さりげなく、しかし厳しく説いた。

私の"底の浅さ"あきれたか、こんなんで社長やってもらったんじゃかなわない、と思ったのか、
ふらっと銀行に行ってのレクチャーは、半年ほども続いただろうか。

バブルがはじけたとき、この銀行は不良債権が一番少なかった。

『どんなときも堅実であること』
それが企業が黒字で存続し続ける基本であり、まわりを幸せにする、と彼は私に常に教えていた。
そして、勉強し続けなさいと・・・。

コメント:6

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あい 2008年7月11日 17:58

こんにちは。
素晴らしい、支店長さんだったのですね。
そんな支店長さんは、珍しいです。
あらんだまおばさんの人柄の良さがなせる技かしら。
(^_^)

あらんだまおばさん 2008年7月11日 19:31

あいさん
いかに私が自覚が足りないか、あきれかえっていたのだと思います。
その支店は、支店長さんがおられる間に、業績をかなりのばし、行員の質もほんとうに向上しました。
人の出会いは、不思議なものです。

小紋 2008年7月11日 20:27

 いいお話 聞かせていただきました。
 であって そだてられる 素質があったのですよね。
 
 金沢で 2回タクシーに乗りましたが 運転手の話の内容で
この人は 成績がいいだろうな こちらはだめだろうなと
思わせられました。なんでも勉強でした。
 
 

かもめのヨーコ 2008年7月13日 10:25

>いかに私が自覚が足りないか、あきれかえっていたのだと思います。
あきれかえりつつ、この人は鍛えれば伸びると思われたのでは・・・。
まず、人の話を素直に聞くことは大切ですね。反省・・・。

あらんだまおばさん 2008年7月14日 12:47

小紋さん
私には”師匠”がいない、と常々思っていましたが、ブログを書くので過去を掘り起こすと、そのつどそのつど、”師匠”はいました。
あとは”弟子”のおつむ次第で・・・。

あらんだまおばさん 2008年7月14日 12:50

かもめのヨーコさんも、時々私の”師匠”です。
学ぼうと思えば、いつでも誰からでも学べますね。

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