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うしろ姿のあなた

うしろ姿のあなた.jpg

「バスの時間大丈夫?お腹すいた?」

「大丈夫です。隣の西洋美術館で、絵を見て、ごはん食べましょうか」

ひとの頭ばかり見た『フェルメール展』の東京都美術館をあとにし、woodymomさんと、国立西洋美術館へ。デンマークの画家ヴィルヘルム・ハンマースホイの絵に会える。

ハンマースホイはまったく知らない画家だったが、6月の日経新聞に紹介されたのは、なんとなく雰囲気がフェルメールに似ていた。比べて見てみたい、と思った。

会場は、ぜんぜん混んでいないの。ゆったり、ここちよく、これぞ絵画鑑賞よ、というセオリーどおりに、遠くで近くで眺めまわす。

女性が静寂のなかにおかれている構成は、フェルメール的だが、黒衣のうしろ姿の女性は、匂いや生活感のない白い部屋で、沈黙している。

フェルメールは一瞬を切り取っているが、ハンマースホイは大きな時間の流れを止めて、描いている。それは黒と白が基調だからそう見えるのだろうか・・・。

と考えていたら、昼食の時間はとっくに過ぎ、woodymomさんが、山梨へ帰るバスの時間がせまっていた。

優雅に美術館のレストランでランチとっている場合じゃない!大荷物をかかえ、上野駅の構内に飛び込み、うどんやをみつけ、ががががっと、てんぷらうどんを掻き込み、弾丸のようにしゃべりまくって、じゃまたねっ!!

つかの間の、働く主婦の憩いの時間が終わりました・・・。

 

 

コメント:4

woodymom 2008年11月15日 00:41

こんばんは
>女性が静寂のなかにおかれている構成は、フェルメール的だが、黒衣のうしろ姿の女性は、匂いや生活感のない白い部屋で、沈黙している。
フェルメールは一瞬を切り取っているが、ハンマースホイは大きな時間の流れを止めて、描いている。
そうなんですよね!あらんだまさまのわかりやすい説明、同感です。
モデルの表情などが後姿からしか情報が得られない分、鑑賞者のイマジネーションを喚起する絵。
日常の生活拠点にて描かれても生活臭がなく、ガランとした空間と後姿の人物。
シンシンと降る大雪の日。それを屋外で眺めている時の感覚に近い、冷たい空気や静寂さが喚起されてしまう、描かれた空間に鑑賞者が迷い込んでしまっても、入る余地のない静かな凛とした世界がそこにある。 
 何だか今冬を迎えようとしている私には、季節感的に抵抗なく受けいれることができるハンマースホイでした。

ゆっくり昼食を館内でとることができたら…。慌しくなり申し訳ございませんでした。
でも梯子できて良かったです。

mikafura 2008年11月15日 17:18

はじめておじゃまします。静岡のお花屋さんです。

コトッとポストに入ったお手紙にびっくり!
とってもとってもうれしかったです!

美術館かぁ~横浜に6年も暮らしていてバタバタと花三昧の日々に
ちょこっと美術館にひとり足を運ぶのが楽しみだったのを思い出します。
今は静岡住まいなので静岡の県立美術館通いです~
静岡の三島にあるベルナールビュッフェの美術館もかな~
とは言え、最近は・・美術館行ってないなぁ~
あらんだまおばさんの時間の過ごし方とってもすてきです!
見習わなくちゃ!!

あらんだまおばさん 2008年11月17日 19:15

woodymomさん
きのうの日曜美術館で、ハンマースホイしたでしょ。
見たあとで、よかったと思いました。先入観もっちゃうものね。

あらんだまおばさん 2008年11月17日 19:16

mikafuraさん
先日はおはがきありがとうございました。
時間の過ごし方、ステキでもないの。大荷物もって、大汗かいて、駆けずり回っているのですもの。

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