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ピアノの調律から『アルゼンチンまでもぐりたい』へ

ピアノの調律.jpgかかってきた電話の宛名をみて、はっと思いだした。
ピアノの調律・・・

いつもなら5月の連休あたりにするのが、隣家のおじの葬儀やらなんやらで、半年延期してほしいとお願いしていたのだった。

ちょっと電話に出るのを躊躇したのは、この1年半、ピアノ弾いたの、自慢じゃないが、たった3回!
夫が、新品のグランドピアノ買って、リフォームもして、もったいないことだ、とぶつぶつ言っていたっけ。
調律するものもったいない気がするが、まっいっか。


我がピアノを、私以上に愛でて、丁寧に調律してくださるのは、県立劇場で一流のピアニストの調律も手掛けるふじさきさん。

きりりとエプロンを絞め、掃除機で内部のお掃除から開始。
私は邪魔しないように、静かに居間で新聞を読んでいるが、音は聞こえる。
鍵盤真ん中音からから高音に行って、しばらく様子を見るようにぽろぽろ弾いていたら、また真ん中から高音へ。
2度してる・・・やっぱり弾かなかったのがまずかったな・・・
それから真ん中にもどり低音へ。


「終わりました」
ろくろく練習しないで、ピアノの先生のところに行くような気分で、お茶を持っていくと

「あらんだまさん、お忙しいでしょうが、弾いてくださいね」
ほらきた。わかってますって。
「ところで中村紘子さんのコンサートのチケットは買われましたか?」
そうだ!口蹄疫で延期になって、年末に変更とかになってたっけ!
「まだチケットあると思いますよ。お仕事ばかりでは心が乾きます。コンサートに足を運んで、生の演奏を聴いてくださいね」
それから、手掛けたピアニストの調律の裏話をしばしして、1年後の再会を約束して帰っていった。

その夜、ふうちゃんアイスのふうちゃんからメールが来た。
なんと「中村紘子さんのコンサートに行かないのですか?」

昼間の会話、どっかで聞いていたんだろうか?
電話をすると、今すっかりピアノにはまっているふうちゃん、中村紘子さんはよく知らないんだけど、一緒に聞きにいきませんかと。

世界に名だたる中村紘子知らないで、どうするっ!だけど、オッケー行こう!
でも私は彼女の演奏より、ウイットに富んだ著書の方が好きなんだな。


本箱ごそごそして『アルゼンチンまでもぐりたい』を引っ張り出した。
そして、ピアノの前でなく、ソファに座っておもむろに本を開いた。
練習嫌いの私、この年になっても治らない・・・

コメント:4

ふう 2010年12月 2日 22:43

こんばんは。
26日楽しみです。
中村紘子さんと言えばカレーのCM...
今回のリサイタルでもショパンのポロネーズ『英雄』が組み込まれていますね(^^)
でも、今嵌っているのは...スタニスラフ・ブーニン!!
素敵です☆

あらんだまおばさん 2010年12月 3日 08:21

ふうちゃん
私プログラム全然知らないんだけど、楽しみだねえ。
中村紘子さんは、ブーニンのことも本の中で書いていた、と思う。
今度持っていくね。
もっとピアノが楽しくなるよ。

ふう 2010年12月 4日 00:38

あらんだまさん、今回のリサイタルは中村紘子デビュー50周年との事で、1961年12月東京文化会館 初リサイタル再現プログラムらしいです。
詳しくはこちらから。
http://www.google.com/url?sa=D&q=http://www.miyazaki-ac.jp/moyooshi/2010/nh-piano-recital/index.html&usg=AFQjCNHG5XO5zgisbHKECyHP5dUQLNrwpg

あらんだまおばさん 2010年12月 7日 12:55

ふうちゃん
ありがとう。日曜日にふじさきさんまた見えて、ピアノのCD置いていかれました。聞く?

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