構造物に要求されるもっとも大切なものは安全性である。
それを保つ一つとして、力について考えてみた。
安全な構造物を作るためには、あらゆる方向からの力を考慮、計算し
少しの変形も生じさせないようにすることが、非常に大切なことである。
構造物に影響を与える力として、地震、雪、風などの外力や、荷重、構造物自体が持つ自重がある。
地震、雪、風などの荷重は一時的に作用し、重力によって生じる垂直荷重、横方向から作用する水平荷重に分けられる。
また、荷重の状態も、部材の一点に集中して作用する集中荷重、部材の間に同じ大きさで一様に作用する等分布荷重に分類される。
これらの外力や荷重の種類、性質、計算方法を学び、理解したうえで安全な構造設計をしなければならない。
(2016/05/09:二見)
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