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歴史を学ぶ

小学校の歴史の授業がよほどおもしろかったのか、中学高校に行くと興味はさらに広がり、伝記、古典文学、司馬遼太郎と、歴史に関する本をかたっぱしから読んでいった。授業中私の頭の中は、平安時代は闇に十二単の衣擦れの音、戦国時代は軍馬が怒涛のごとく走り、江戸時代は粋な江戸っ子が店屋をひやかしながら歩いている・・・なんて歴史の登場人物が躍動していた。教科書は言ってみれば、単にごちゃごちゃ入っている知識を順序だてて整理する役割。だが不思議なのは、明治維新あたりまでは授業で丁寧にやっていくのに、そのあとは猛スピードで教科書をめくるだけ。「試験に出すので読んでおくように・・・」

明治・大正・昭和の近現代史の生き証人は私の周りにたくさんいて、話をよく聞かされた。父は2.26事変の日、雪がつもった小学校に行く道で憲兵さんに呼び止められ、今日は学校はお休みになるから、おうちで静かに過ごしなさいと言われたそうだ。関東大震災のとき、ピアノの先生はグランドピアノの下に入って助かった。日露戦争のことはかすかながら祖父が覚えていた。

試験勉強で"字ずら”で覚えたことはすぐ忘れてしまう。教科書の一文を削除したぐらいで事実は変わらない。それより”修学旅行”と称してスキーやディズニーランドにいくのなんかやめて、沖縄のお年寄りにお話聞かせてもらったほうがずっといいよ。

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