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笑いガス

  • Posted by: あらんだまおばさん
  • 2007年4月22日 09:36
  • 思い出

結婚記念日
4月22日は結婚記念日。
あの日は、朝起きたときから笑いガスが私たちに充満していた。

宮崎のホテルの一室で、花嫁支度はお化粧から始まった。
生まれて初めてつけまつげをつけた。上まぶたが重くなって、目が開かない。そこへ夫(まだか)が入ってきて、背後から何か言った。「なに?」と振り返って見ようとしたが、目の前真っ暗。目が開いていないんだと、つけまつげを指でつまんで持ち上げ、夫と目があったとたん、二人で噴出してしまった。

文金高島田のお飾りを束ねてあるリングを取ったら、ぱっと開いたのが、これまたおかしくて、二人でゲラゲラ。涙でマスカラがにじみ、厚化粧の目元と口元にしわがよって、化粧はやり直し。

そんな状態で式が始まった。
厳かな神主さんの言葉も、なぜかおかしみを持って聞こえてしまう。悲しいことを考えて気を静めようとするが、くくくく・・・と笑いガスが体の中をめぐっている。隣の新郎も、懸命に笑いをこらえていた。

誓いの言葉を書いた封書を渡された。包んであった和紙を夫が落した。「あっ、落ちた・・・」彼がつぶやいたとたん、わあっと笑いガスがはじけてしまった。
読み上げる夫の声が震えている。感動でではない。笑いをこらえるのに必死なのだ。
指輪の交換も、杯を交わすのも、目を合わせたら厳粛な式を自分たちでぶち壊しかねない。
笑いガスと戦い続けた”つらい”結婚式だった。

それ以来、笑いじわは深く刻み込まれ続けている。
田辺聖子さんも言っていた。『人生、笑ってなんぼです』

コメント:4

ヒカリねーさん 2007年4月24日 01:01

おふたり一緒に歩んできた数年が
垣間見ることができてうれしいですね
「笑い」って大切ですよね。

肩肘はらず、自分を飾らず、
相手を思いやって、大切にする。

あらんだまおばさんの
夫婦ストーリーにホットしました

結婚記念写真みたいなあ~

あらんだまおばさん 2007年4月24日 07:34

ヒカリねーさんにだけ、そっと写真見せてさしあげます。必死になって目を開けているのよ。

みえーる 2007年4月24日 21:26

なんか読みながら空気感が伝わってきます。
すごく笑えると言うか、このブログからも「笑いガス」出てます

あらんだまおばさん 2007年4月25日 08:11

みえーるさん
後ろから見ていた舅が「あの二人は何をしとるんじゃ」と姑に尋ねたら、「笑っていました」と答えたそうです。ばれていました・・・。

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