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うわさの若冲を見る

若冲の鶏.jpg8月も終わりに近づいてきた。
行こうと思って忘れているような、まだやり残したことがあるような、気になっていたことを思い出した。

伊藤若冲(じゃくちゅう)の絵が、宮崎に来ていたんだ!

若冲といえば、赤いトサカ、黒の尾の鶏を連想する。
あの赤と黒のコントラストは、あんまり好みではないのだけど、
京都細見美術館の所蔵品が『琳派・若冲と雅の世界』と題して、県立美術館にやってきたのを、やっぱり見ておかないと・・・。

平日夕方の館内は、閑散。足音だけが響く。
重量感のある、掛け軸や屏風を、さらさらと見ていって、
ぴたっと足が止まったのが、6曲1双の屏風。

なかで躍動している水墨画の鶏は、どれも眼光鋭く、みごとな羽と尾をもち、プライド高く、動きに威厳があり、とてもそんじょそこらのニワトリとは、格が違う。
つぶして食べたら、祟られそうだ。

「これがうわさの若冲の鶏か」
屏風に穴があくほど、見入った。

外国人も収集に走るはずだ。

これからは、”若冲”の二文字に、びびっとなる予感・・・。

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