いざという時のために...

大規模な災害が発生した際、電話が被災地に集中し、つながりにくい状況になってしまいます。家族の安否を確認するには「災害用伝言サービス」を活用することが有効です。そこで、災害用伝言ダイヤル171、災害用伝言板web171について社内で勉強会を開催しました。
災害用伝言ダイヤルは災害発生時に、安否等の情報を音声により伝達する『声の伝言板』です(平常時はつながりません。震度6以上の時に使えるようになります)。
音声ガイダンスもあるし、簡単に利用できる!と思っていましたが、いざやってみると、事前に決めておかなければならないことがあり、スムーズに進みませんでした。
1)暗証番号を利用するか
暗証番号を利用すると、暗証番号を知る人のみが録音、再生することができます。暗証番号を知らないと伝言を録音、再生することができません。事前に家族と話し合っておく必要があります。
2)登録先の電話番号をどれにするか
災害が起こる前に登録先の電話番号を決めて、家族や友人らと共有しておかないと、せっかく伝言を録音しても、安否確認できない可能性があります。
また、災害時にはパニックになってしまい、電話番号を忘れてしまうこともあります。どこかにメモしておくことも大切だと思いました。
3)伝言内容について
災害用伝言ダイヤルは30秒以内の録音ができますが、30秒は意外と短い。何を伝えるかをまとめておく練習が必要だと思いました。
災害時は不安と焦りが出てきます。災害発生時に備えて、家族や友人らと練習しておくことをおすすめします。
【災害用伝言ダイヤル(171)、web171 体験利用日】
・毎月1日、15日
・正月三が日(1月1日00:00~1月3日24:00)
・防災週間(8月30日9:00~9月5日17:00)
・防災とボランティア週間(1月15日9:00~1月21日17:00)
災害用伝言ダイヤル.png

mito
三戸 2021/03/01
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