安全衛生教育の重要性

 先日、「酸欠教育」というものがあることを知りました。初めは、酸欠の状態で作業をするためにはどうしたらいいのかを学ぶものかと思っていましたが、内容としては、酸欠の状態がどれほど危険なのかを学ぶ目的もあるそうです。それを聞いて、酸欠が危険なことはもう知っているけど…と思いましたが、例えば近くで誰かが倒れたと聞いて、助けに向かうとします。もしそこが酸欠状態で危険な場所であれば、助けに行ったはずの自分も一呼吸しただけで倒れてしまい命取りになる可能性もあります。
危険だということは知っていても、どれだけの危険性があり、どのような対応をしないといけないのかを理解しているかどうかでは大きく違う結果になると思います。
正しい知識があれば、むやみに近づかないとか、どういった対処が必要なのか等の判断ができるからです。
 また、そういう危険がある場所で作業をしないといけない場合には、予防対策として具体的な対策や安全手順を学び、万が一の事故に備えて応急処置の方法を習得しておくことが大切だと思います。
 事業者は、労働者を雇入れたとき、労働者の作業内容を変更したときは従事する業務に関する安全または衛生のための教育を行わなければならないとされています。
実際に働く私たちも適宜に教育を受け、正しい知識を得ることで自分や一緒に働く人たちの安全や衛生を確保していけるのかと思います。

 

aiko
愛甲 2025/08/12
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