「これって使うの？」と思っていた三角関数
三角関数と聞くと、「サイン」「コサイン」「タンジェント」など、学生時代の数学を思い出す方も多いかもしれません。難解に感じるかもしれませんが、三角関数は設計の世界では非常に実用的な“道具”です。
たとえば、斜めに走る配管の長さを求めるとき。水平距離と高さが分かれば、三角関数を使って正確な配管長を計算できます。これは、限られたスペースの中で無駄なく、効率的に配管を通すために重要な技術です。
また、三角関数は図面作成だけでなく、設計ソフトやシミュレーションにも組み込まれており、設計者が意識せずとも活用されています。つまり、三角関数は設計の精度と効率を支える“縁の下の力持ち”なのです。
学生時代は三角関数が好きじゃなかったですし使うことはないって思っていましたが、こうして実務に活かされていることを知ると学生の時より興味が湧きました。
