2007/4/17に、弊社のホームページでも使用している、Six Apart社のMovable Type(MT)が、バージョン3.35へアップグレードされました。
弊社では、MTを使い出してまだ日が浅いのですが、「3.34以降に発見されたセキュリティ上の不具合への対策」が図られたということなので、オンラインマニュアルを参考にアップグレードしてみました。以下バージョンアップ操作の覚え書きです。
操作手順
- バックアップ
- プログラムのダウンロード
- zipファイルの解凍
- 設定ファイルの書き換え(今回変更なし)
- プログラムをサーバーへアップロード
- 属性変更
- MTへログイン
- テンプレートの修正
1.バックアップ
- アプリケーション・ディレクトリ
- スタティック・ディレクトリ
- ブログ・ディレクトリ
- データベース・ディレクトリ(データベースにSQLiteやBerkeley DBを利用している場合)
をバックアップするよう進めています。弊社で使用しているデータベースは[MySQL]なので、ftpソフトでディレクトリを丸々バックアップすればよさそうです。
2.プログラムのダウンロード
有償版はユーザーサイトへログインして、ダウンロードページから[ MT-3_35-ja.zip ]というzipファイルをダウンロードします。
3.zipファイルの解凍
ダウンロードした zip ファイルを解凍します。
以下のファイルが展開されました。(サブディレクトリ以下省略)
[MT-3.35-ja]
├ [alt-tmpl]
├ [default_templates]
├ [extlib]
├ [extras]
├ [import]
├ [lib]
├ [mt-static]
├ [php]
├ [plugins]
├ [search_templates]
├ [tmpl]
├ [tools]
├ index.html
├ mt.cgi
├ mt-add-notify.cgi
├ mt-atom.cgi
├ mt-check.cgi
├ mt-comments.cgi
├ mt-config.cgi-original
├ mt-db2sql.cgi
├ mt-feed.cgi
├ mt-search.cgi
├ mt-tb.cgi
├ mt-testbg.cgi
├ mt-upgrade.cgi
├ mt-view.cgi
├ mt-wizard.cgi
└ mt-xmlrpc.cgi
[ ]:フォルダを表わす
4.設定ファイルの書き換え(今回変更なし)
今回のバージョンアップ(3.34→3.35)では、設定ファイル[ mt-config.cgi ]を変更する必要がありません。そのまま使うことにします。
もっと古いバージョン(3.2以前)からのバージョンアップの場合は[ mt.cfg ]ファイルを[ mt-config.cgi ]という名前に変更し、設定を書き換える必要があるようです。
5.プログラムをサーバーへアップロード
ftpソフト(FFFTP)を使ってサーバーへ3項で解凍したファイルのうち以下のファイル以外をアップロードします。
[default_templates]
※オリジナルのデフォルトテンプレートに書き換えていなければ書換え可能
[plugins]
※追加したプラグイン以外をアップロード
mt-config.cgi-original
※今回変更不要
[ ]:フォルダを表わす
6.属性変更

アップロードしたファイルのうち拡張子が(.cgi)となっているファイルの属性を(701)にする。 ※属性は、レンタルサーバーのマニュアル等で確認してください。(701)は弊社の使用しているサーバーでの値です。
7.MTへログイン
属性変更がうまくできていれば、Movable Typeにログインした時点で、自動的に最新バージョンへの更新を開始します。

8.テンプレートの修正
システムテンプレートの「コメント・プレビュー」テンプレートに追記が必要です。
以下のHTMLおよびテンプレートタグを探して、
<input id="comment-author" name="author" size="30" value="<$MTCommentPreviewAuthor$>" /> <input id="comment-email" name="email" size="30" value="<$MTCommentPreviewEmail$>" /> <input id="comment-url" name="url" size="30" value="<$MTCommentPreviewURL$>" />
それぞれのテンプレートタグ(<$MTCommentPreview●●●$>)に、「encode_html="1"」属性を追加します。追加後のHTMLおよびテンプレートタグはそれぞれ以下のようになります。
<input id="comment-author" name="author" size="30" value="<$MTCommentPreviewAuthor encode_html="1"$>" /> <input id="comment-email" name="email" size="30" value="<$MTCommentPreviewEmail encode_html="1"$>" /> <input id="comment-url" name="url" size="30" value="<$MTCommentPreviewURL encode_html="1"$>" />
書換え後再構築してアップグレード完了です。
成功しました!

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